村上春樹さんのPPAPがそれっぽい!ペンパイナッポーアッポーペン

PPAPの村上春樹バージョンがツイッターで公開されてめちゃくちゃウケてます(笑)

これは今世界を席巻しているピコ太郎のPPAPを、村上春樹さん風の文体で描写したもので、ツイッターで菊池良さん、という天才が創作された作品です。

本当に村上春樹さんの作品を読み込んで自分のものにしている人でないと、こんな芸当は到底不可能だと思います。

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これは本当に凄いのでここで紹介させていただきます。

凄くないですか?

細部まで考えられてて、村上春樹さんの文体が隅々まで行き届いてますよ~凄い。

まずは冒頭の・・・

ピコ太郎について語り尽くすことは僕にはできないし、あるいは世界中の誰もそんなことはできないかもしれない。

この文章でいっきに村上春樹ワールドに引き込まれました!

高校生の時に、羊をめぐる冒険やダンス・ダンス・ダンスを読んだとき感じた、なんとも言えない感覚に陥りましたよ(笑)

彼は突然現れて、突然去って行った。夏の終わりの夕立みたいだった。誰もその事実をうまく飲み込めていない。

これも最高ですね。

村上春樹さんの~みたいだ、の納得感。想像力が掻き立てられますね。

ピコ太郎はいつも両手に何かを持っていた。それは片方はボールペンーーたしかパイロット製だったと思うーーで、もう片方は決まって何か果物を持っていた。

この、たしかパイロット製だったと思う、という挿入のタイミングもドンピシャ!

ぼくが見たときそれはリンゴだった。正確には、リンゴに見えた。彼は何にももっていなかったという人だっている。とにかく僕にはリンゴを持っているように見えたんだ。

これも凄いです。日常のなんでもない風景の中に微小に存在する、どこかミステリアスに感じる何かを表現してくれますね。

「そのリンゴ、食べないのかい?」

僕が聞くと、彼はニヤリと笑ったように見えた。そして、僕を見つめながら勢いよくリンゴにボールペンを刺したんだ。そして、こう言った。

「アッポーペン」

ここでもう腹筋崩壊です(笑)

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何が何だかわからなかった。けれど、何も言わないのも悪いので「なるほど」とだけいった。

あかん、やめて・・・(笑)(笑)(笑)

すると、ピコ太郎はおもむろに、今度はパイナップルとボールペンを取り出してきた。職人のように慣れた手つきだった。そして同じように突き刺した。

「パイナッポーペン」

僕は頷き、「なるほどね」と言った。もちろん、何にもなっとくはしていない。今だってそうだ。

「なるほどね」で二度目の腹筋崩壊(笑)

今だってそうだ、も春樹先生っぽい!ここまできても春樹先生に徹するなんて(笑)

ピコ太郎の両手にはボールペンが突き刺さったリンゴと、それからボールペンが突き刺さったパイナップルがあった。

「その二つをどうするんだい?」

ぼくは聞いた。それは無粋な質問だったかもしれない。だけど聞かざるを得なかった。

彼は再びーーある程度は予想していたがーー両手に持った二つをぶつけ合った。

「ペンパイナッポーアッポーペン」

その言葉を二回繰り返した。

・・・ありがとうございます。いただきましたPPAP。

そして締めも素晴らしいんです。

それで終わりだ。この話に続きはないし、それ以上でもそれ以下でもない。ある時期に、僕たちの前にはピコ太郎という男がいた。それだけだ。今でも誰かの前で同じことをしているのかもしれない。ひょっとしたら、ジャスティン・ビーバーの前とかで。

この話に続きはない、とか、それだけだ、とか・・・・

どんだけ村上春樹さんをおさえてるんですか。

この、心にポッカリ穴が空いたような、むなしくもはかない気持ちにさせる文言・・・まさに村上春樹さんそのものです!

なんか久しぶりにノルウェイの森を読みたくなってきました。

でも、今読んでもたぶん内容頭に入ってこないですね。主人公のワタナベの話し相手が全員ピコ太郎に思えて無理です。

でも本当に楽しかったです。

ありがとうございました。

(もう一つの村上春樹風PPAPをこちらで紹介しています→ピコ太郎目線からの村上春樹さん風PPAP!アッポーペン!

読んでいただいてありがとうございました。

もしご意見ご感想などありましたらコメントお気軽にどうぞ~

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