ジブリのアニメは作品によってはそのストーリーに関する都市伝説があったりします。
『となりのトトロ』はその代表ですね。『さつきとめいが実はこの世のものじゃなかった』という都市伝説は有名です。しかもけっこうリアルで怖いですよね。
そこで、正確にはジブリではないんですが、今回は風の谷のナウシカの都市伝説ってなにがあるんだろ?と思って調べてみました。
そしたらヤフーの関連ワードに『歌』というワードがあったので、風の谷のナウシカの歌に関する都市伝説があるのかな?と思ってしらべてみました。
ナウシカの(歌詞付きの)歌と言えば、
- 安田成美さんの『風の谷の~なう~しか~♪』
- 久石麻衣さんの『ラン、ランラララン、ランラン♪』
ですね(笑)
この二つの歌に関して何かおどろく(盛り上がる)ような都市伝説なんてあるんでしょうか?
結論から言うと、歌に関する都市伝説らしきものは見当たらなかったです。
ただ、歌に関するエピソードとか意外な事実とかはありました。
安田成美が歌う主題歌についてのエピソード
まずは安田成美が歌う『風の谷の~なう~しか~♪』の歌についてのエピソードというか噂なんですが、
安田成美さんのことなんですが・・・・
Wikipediaには、
映画公開前に「ナウシカガール・コンテスト」と銘打ちイメージガールを募集、7600人あまりの応募者から後に女優となる安田成美がグランプリを獲得。歌手としてもイメージソングを歌い、ファーストシングルとして1984年1月25日に徳間ジャパンコミュニケーションズより発売された。
・・・とありますが、
実際に安田成美さんがナウシカのイメージガールになったのは徳間書店の強力なコネだった、という噂があります。
ポスト薬師丸ひろ子という狙いで、整形済みの安田成美さんを徳間書店が出資する「風の谷のナウシカ」のイメージガールにしたんだとか。
その後安田成美さんは女優として活躍していくことになります。
さらにこの歌、「風の谷のナウシカ」は実は主題歌ではありません。
当初は主題歌として発表されたそうですが、宮崎駿監督が、「こんな歌は主題歌に使えない!」と大反対したので、テレビのCMにだけ起用されることになったんですね。
いちおう主題歌ではなく、シンボルテーマソングという位置づけだそうです。
ナウシカ回想シーンの歌、ランランについてのエピソード
トラウマ必至のナウシカの回想シーン、『ラン、ランラララン、ランラン♪』の歌ですが、タイトルは「ナウシカレクイエム」または、「王蟲との交流」です。タイトルがなぜか2つあるんですね。
あの歌を歌っているのは、当時4歳の久石麻衣さんです。
久石麻衣さんは、作曲家の久石譲さんの娘さんです。現在はご結婚されて、藤澤麻衣さんと姓を変えて、『麻衣』という名義で現在も歌手として活動されています。
久石譲さんといえば、
宮崎駿監督作品においては、『風の谷のナウシカ』以来、『風立ちぬ』に至る29年間全ての長編アニメーション映画の音楽を手掛けている
Wikipedia
映画音楽を中心とした作曲家です。
麻衣さんは2歳のからピアノをやっていて、音感が良かったので、父親の久石譲さんが作った「ランラン・・・」を当時4歳の麻衣さんに歌わせてそれをテープに録音しました。
そしてそのテープを宮崎監督が聴いて気に入ったのでナウシカの回想シーンに使うことにしたんだそうです。
ナウシカの回想シーンはあの「ナウシカレクイエム」のおかげで、子供のころ観たときちょっと怖かったです。
「ナウシカ、おいで」
ってあの人ナウシカの父親のジルなのに・・・この世のものじゃない感じがして軽くトラウマになったんですよね(笑)
そのおかげで大人になってからも、風の谷のナウシカの歌と言えば、『ラン、ランラララン、ランラン♪』が頭の中を流れるようになってます。
まとめ
今回は、風の谷のナウシカの歌に関する都市伝説があるのかどうか、を調べてみました。
結果的にはそんなに盛り上がるような都市伝説は無かったので、
安田成美さんが歌う「風の谷のナウシカ」や、あのトラウマソング、「ナウシカレクイエム」についてのエピソードをまとめました。
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