市川海老蔵のCMが印象的な不動産会社、「飯田グループホールディングス」の創業者である故飯田一男元会長の長男が、
父である一男氏から相続した遺産を申告していなかった、と東京国税局に認定されました。
申告漏れを指摘された額はなんと80億円です。
凄い数字ですね。
とりえあずこのニュースを見て、多くの人が「うらやましい」と思ったはずです。
しかもこの資産は、長男名義で所有していた株式の一部みたいなので驚きです。
いったいどんな生活をしているんでしょうね。
さて、この80億円申告漏れのニュースでは、「飯田一男元会長の長男」と表現されていましたが、その名前は一切報道されていないですね。
この意図はわかりませんが、ちょっとした権力みたいなものが働いたんでしょうか。
飯田一男の長男は飯田一樹
そんな飯田一男氏の長男の名前ですが、飯田一樹という方です。
ニュースで名前が出なかったのは、社長ではなく一般人扱いをしているということなんでしょうか?
飯田一樹氏の経歴としては、飯田グループの子会社の「一建設」の取締役だったこともあるそうですが、2013年に飯田グループの元会長が亡くなられてからは、飯田グループの実質的な支配者とも言われているそうですね。
やはり父親からの遺産の管理については、飯田一樹氏が主導しておこなってきたんでしょうか。
飯田一樹は飯田グループの筆頭株主で、2015年の情報ですが、14.11%を保有していたそうです。そう考えると、80億円という数字が現実的に思えてきますね。
「飯田グループホールディングス株式会社」は元会長が亡くなった2013年の11月に、一建設、飯田産業、東栄住宅、タクトホーム、アーネストワン、アイディホーム、という6社もの競合会社を統合して誕生したんですが、
これも飯田一樹氏が主導でおこなわれたことでした。もちろん、飯田一樹氏はこの6社すべての株式を保有してます。
飯田一樹氏は自らが社長になって現場にたつことはほとんどなくて、「飯田グループホールディングス株式会社」の代表取締役にも、娘婿である西河洋一氏を迎えています。
でも、
これまでは表舞台には出ることがなかった飯田一樹氏ですが、今回は東京国税局に目を付けられて、名前は伏せてありますがニュースになってしまいました。
飯田一樹氏もそうですが、資産家にとっては税金対策は、資産を増やすことと同じくらい重要です。
1円でも節税をする、という意気込みで対策を行っていくと、税理士や監査法人も合法ギリギリのラインを攻めることもあるそうです。
そんな中で、国税局に申告漏れと認定されてしまうと、支払うべきだった税金の額に、延滞税や加算税がプラスされてしまいます。
まあお金は持っているでしょうから払えばいいだけの話なんですが、社会的な信用にも関わりますし、飯田グループはかなり大きな組織なので、内部でのいざこざもあるはずです。
株価にも多少影響はあるかもしれませんね。
まとめ
今回は「飯田グループホールディングス」の創業者である、故飯田一男元会長の長男が80億円の申告漏れを指摘されたニュースを見て、
80億円という額や、長男の名前が報道されてないことなどが気になったので、いろいろ思うことを書きました。
「飯田一男」とヤフーで検索すると、「西河洋一」という関連ワードが出てくるので、長男かな?と思って調べると、西河洋一氏は飯田一男氏の娘婿でしたね。
まあ大変インパクトのあるニュースでした。
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