北村直人や獣医師協会会長も特区での加計学園の獣医学部新設に反対していた?

最近やっと大々的にニュースになり始めた加計学園問題ですが、

野党やメディアによる追求が強まるにつれて少しずつ進展しているように見えます。

この問題の争点は、

加計学園の獣医学部新設計画に、政治家や官僚の口利きがあったのかどうか

なんですが、

疑惑の対象となっているのが安倍首相です。

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そして、その立証が困難かと思われている中、文科省にその証拠となる文書が存在する可能性が出てきたので、

民進党が文科省に対してその文書の公表を求めているというのが現状です。

そしてそんな中、

元衆院議員で、現「日本獣医師会顧問」である北村直人という人物が、これまでに民進党が集めた別の文書について、

その文書に書かれた内容は事実だ

と証言しました。

まだその文書の内容は北村直人氏と、山本幸三地方創生担当相や石破茂元防衛相との会談が記録されたものだそうです。

この証言を得た民進党は、追及の手をさらに強めることになりますね。

 

 

それにしてもここにきてなぜ、日本獣医師会顧問の顧問である北村直人氏が出てきたんでしょうか。

まずは加計学園が獣医学部新設を実現させた経緯をまとめたいと思います。

加計学園はなんで獣医学部を新設できたの?

最近のテレビの報道では、

「日本では獣医学部の新設は50年以上も許可されていなかったが、加計学園はたった1年で新設までこぎつけた」

というような報道をしていますが、これはちょっと違います。

たしかにここ1年ちょっとでトントン拍子に進んだことは事実ですが、加計学園は獣医学部の新設の申請を過去に何度もやっており、

ことごとく許可が下りなかったんです。

でも、

2013年6月に安倍首相が、国家戦略特区の創設を閣議決定させたことがきっかけとなって、

それから加計学園は獣医学部の新設のために、特区指定と規制緩和を政府に働きかけていくことになりました。

もちろん、それは加計学園だけではなくて、京都産業大学なども同じように獣医学部の新設を目指していました。

ただ、

安倍首相は2015年12月に、今治市を全国10番目の国家戦略特区にすると決めて、

さらに2016年11月には獣医学部の新設に向けた制度見直しを表明しています。

そしてやはり、

加計学園が愛媛県の今治市に、岡山理科大の7番目の学部として獣医学部を開設することになりました。

開校は2018年4月です。

もちろん、

その敷地は特区指定されているので、約37億円の市有地が加計学園に無償譲渡されています。

 

こういった何気ない政府(首相)の意向と、加計学園の動向と照らし合わせると、連動しているようにも見えますね。

さらに、

安倍首相と加計学園の理事長である加計孝太郎氏が親しい間柄だということになると当然、

口利きや忖度を疑われるのも無理はないと思います。

 

こういった加計学園の動向は、ここ最近になってやっと一般大衆の耳に触れるようになりましたが、

実は北村直人氏をはじめとした日本獣医師会に所属する獣医師たちは、加計学園のことをずっと問題視してきました。

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北村直人や獣医師協会は加計学園の獣医学部新設に反対していた?

北村直人氏や獣医師協会は、加計学園の獣医学部新設には、何年も前から反対していました。

その理由は、

  • 国と癒着しすぎている
  • ビジネス色が強すぎる

というものだそうです。

この二つに関してはまさに今、加計学園問題となって公になっています。

 

ただ、さらに踏み込むと、

加計学園は千葉県の銚子市にある千葉科学大学にも、国家戦略特区を利用して獣医学部を新設する、ということも明言していました。

さらに、

2017年4月23日に開票の銚子市長選挙に立候補した野平匡邦氏は、その獣医学部新設を公約にしていたそうです(落選しましたが)。

実はその野平匡邦氏は2002年に岡山理科大学の客員教授に就任して、その後、銚子市長に立候補して当選しています。

当時の市長選挙の公約に、千葉科学大学の招致、が含まれていたことから、

野平匡邦氏は加計学園の手足となって動いていたことは明らかです。

 

つまり加計学園は、教育ビジネスを展開させるために政治に働きかける力を持っているということになります。

もちろん、

加計学園グループは民間の教育機関なので、利益を求めるビジネス活動をするのは自然なことですが、

そのビジネスに国家戦略特区を利用する、ということは国民の税金を使ってビジネスをするということになるので、

加計学園は国民に還元されるような活動をするべきなのは明白です。

にもかかわらず、

権力に近いものを使って国から超VIP待遇を受けて、凄まじい額のお金を稼ごうとしている加計学園を見れば、

国民は誰も納得しないですね。

 

さらに、

よりによってそれが獣医学部の新設、というビジネスなのでこれがまたやっかいなんだそうです。

獣医学と聞くと、動物のお医者さんのイメージがあると思いますが、

獣医学は例外なく、国家にとってめちゃくちゃ重要な、れっきとした人間のための医学なんです。

そしてすさまじい額のお金が動きます。

それを儲け第一主義の民間企業にまかせると、いろんな弊害が出てくるそうで、

北村直人氏はそういった問題点も指摘しています。

 

加計学園の今までとこれからの動向を紐解いていくと、まだまだビックリするようなことがでてきそうですね。

まとめ

今回は、元衆院議員で、日本獣医師会顧問である北村直人氏が関与する文書について気になったことがあったので、

調べたことや思うことをまとめました。

 

知れば知るほど、加計学園という存在がとても強大な組織だということがわかります。

森友学園が赤ちゃんに見えてきました。

もちろん、世の中には「権力」というものを持っている人は一定数いるわけですし、

それは一般人にも把握できない世界でもあると思います。

 

ただ、加計学園は莫大な額の国民の税金を使って何かをしようとしていることや、

その「何か」が国民に還元されることとはとても思えないことが明らかなので、

加計学園問題となってこうやって一般人の目に触れるようになりました。

どうせならこれを機に加計学園を徹底的に追求してほしいところです。

ただ、その追求も税金を使ってやっていることなので、さっさと終わらせてほしいとも思いますが。

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