ハウルの動く城のソフィーが年齢や髪色とか性格まで変わった理由は?

アニメの「ハウルの動く城」の中で不思議に思うことの一つ、ソフィーの髪色や性格の変化について考えたいと思います。

これまでのジブリのアニメ作品中でも「ハウルの動く城」ほど、主人公またはヒロインの見た目や内面があそこまで変化する作品は無いですね。

ソフィーは物語の中で、年齢や見た目はコロコロ変わるし、最終的には髪色や性格まで変化してとても魅力的な女性になっていきましたね。

若いころのソフィーの性格は引っ込み思案でマイナス思考でした。そして老婆の姿になってからはグイグイ押していく、大胆というかあつかましい性格になっていき、最終的に若い姿に戻ったときは力いっぱい愛情表現をする女子になっていきました。

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そして最終的にソフィーはキス魔になってましたよね。カカシにキスしてハウルにキスしてカルシファーにキスして・・・老婆になる前のソフィーとは別人みたいでした(笑)

ソフィーの髪色に関しても、老婆になる前の若いころのソフィーの髪はブラウン(原作では赤毛)でしたが、老婆になってからは白髪に、そして最後には星の色になっていました。

そういったソフィーの変化の理由についてはネットでもいろんな考察が飛び交っていますが、ソフィーにかけられた呪いの内容や、ソフィーが老婆になる前の性格なども考えると、それなりに自然な答えが出るんですよ。

とはいえ、あくまで個人的な見解ですが、アニメ映画と原作の内容も見ながら、ソフィーの髪色と性格の変化について考えたいと思います。

ソフィーの髪色や見た目の年齢はなんで変化してたの?

結論から言うとですね、ソフィーは自分の魔法で、その時のなりたい自分の姿になっています。

もちろん、ソフィーが老婆になったのは荒れ地の魔女が呪いをかけたからです。

でもそのときにかけられたソフィーの呪いは、その後にソフィー自身が呪いを解いたか、ハウルに解いてもらったかして、解除されています。

これは原作でもハッキリとは語られていなかったんですが、原作の中にあったソフィーとハウルのやりとりから判断しました。

ちなみに、

アニメでは語られていないですが、ソフィーは荒れ地の魔女に老婆にされてから、魔法を使えるようになりました。ソフィー本人がそれに自覚するのはかなり後の話なんですが、

ソフィーは自分が話しかけたモノに生命を与える、という魔法が使えるようになっています(最後に水をかけられたカルシファーが生きていたのはそれが理由です)。

でも、ソフィーが自分の姿を自在に変えられる魔法を使える、という描写はありません。

原作では、実はハウルが早い段階でソフィーの呪いを解いていたんですが、ソフィーはそのことに気づかずにずっと老婆のままでした。

それにはハウルも不思議に思っていたみたいで、

ハウル:ソフィーが老婆に変身しているだけなんじゃないの?

と、ソフィーにツッコミを入れてました。

実際にソフィーは最初は体の節々の痛みに苦しんでましたが、途中からは元気に動き回って掃除してるし、アニメでは王宮の階段をヒンを抱きかかえながら登ってたし・・・それらは実はハウルが呪いを解いていたからです。

で、ハウルにツッコまれた通り、ソフィーが老婆から中年女性、元の若い姿になったりしていたのは、ソフィー自身の意志だったということが予想できるんですよね。

ソフィーが最終的に若い姿に定着したのは、愛を全力で表現したかったからです。そしてソフィーの髪色が最後に星の色になったのは、ただその色がステキだと思ったからだと思います。カルシファーとお揃いにしたかったんじゃないでしょうか。

でもなんでまたソフィーは呪いが解けてからも老婆の姿になったり若くなったりと、見た目が変化したんでしょうか?戻れるものならずっと18歳に戻りたいものだと思いますが・・・

ソフィーはなんで最初から若い姿に戻らなかったの?

それは、戻りたくなかったからです。

ソフィーは若いころの自分の姿に戻りたくなかったんです。帽子屋を経営していた若いころの自分が嫌いだったから。

ソフィーは老後デビューです。

18歳までソフィーはろくな思い出がなくて「長女だからしょうがない」とすべてのことをあきらめていました。

アニメでも、ソフィーの性格は、自分に自信がなくて引っ込み思案で、自分の将来をあきらめている様子がうかがえました。

ソフィーはハウルとの空中散歩によってレティーが働くお店に行きます。そこでのソフィーとレティーの会話からも、ソフィーが冴えない人生を歩んでいることがうかがえます。

レティー:ねえおねえちゃん、ほんとに一生あのお店にいるつもりなの?

ソフィー:お父さんが大事にしていたお店だしあたし長女だから

レティー:ちがうの!ほんとに帽子屋になりたいのかってこと!

ソフィー:そりゃあ・・・

レティー:おねえちゃん!自分のことは自分で決めなきゃだめよ!

この会話からだけでも、ソフィーは今の自分や人生について悲観していることがうかがえました。

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ちなみに、原作ではソフィーの状況について、もっと生々しく詳細に書かれています。

ソフィーは3人姉妹の長女で、亡くなった父親の帽子屋を継いでいるんですが、母親のベティはソフィーに仕事をさせて自分は外で遊びまわっています(いちおう仕事もしているらしい)。

ソフィーの帽子屋としての仕事の腕は天才レベルらしく、一人でも立派に帽子屋を経営して景気もいいみたいなんですが、母親はそれをいいことにソフィーが働いて稼いだお金をつかって外で遊びまわっていたんです。

ちなみに母親はソフィーに給料すら渡していませんでした。

最低な母ですね(笑)

 

これだけ見るとソフィーの母ベティはとんでもない女ですけど、彼女は彼女で憎めない人なんですよね。ちなみに彼女は亡くなった父の再婚相手なので、ソフィーとは血のつながりはありません

そんな境遇にあってもソフィーは、長女だしお父さんが残した店を継ぐのは自分しかいない、と言い聞かせて帽子屋を切り盛りしていたんですが、

ソフィーはストレスがどんどん溜まって、客とケンカしたりもしてました。

ときには、店を出ていきたいという強い気持ちが湧き出てくるんですが、その勇気がでません。

そんなときに荒れ地の魔女が帽子屋に来店して、ソフィーに呪いをかけて老婆にしてしまいました。

そこでソフィーが取った行動がですね、

家を出る

だったんです。

ソフィーは自分が90歳くらいの老婆になったことがわかったとたんに、家を出ることを決心します。若い時にあれほど我慢して家の中にいることを選んだソフィーが、皮肉なことに老婆になって外に出る決心をしたんです。

これがソフィーにとって転機でした。老婆になって初めて自分の意志で動いたといっても過言ではありません。

それからソフィーはハウルの城に出会い、ハウルと生活する中で、超あつかましいおばあちゃんになって、自分の考えをガンガン貫き通して行動する人に変わりました。これがソフィーの性格の変化です。

つまり、

ソフィーは老婆になってからの方が充実した人生を送ることになったんです。若いころの自分なんてトラウマレベルに嫌で、絶対に戻りたくなかったんでしょう。

ソフィーは

「歳をとったら失うものが少ないからいいわね」

と言ってました。

これはソフィーに限らずとも、失うものが何もない、という気持ちの状態の時、とても思い切った行動が出来たり成長できたりすることは誰でも経験があると思います。

ソフィーは老婆になることでその状態になり、ハウルたちと充実した時間を過ごせるようになりました。

だからソフィーは気が緩んでいるとき以外は、歳をとっている自分でいようとします。

つい気が緩んで若いころの自分の姿に戻ることもありましたが、そんなときソフィーは急いで老婆の姿に戻してましたね。

若い姿の自分に自信が持てなくて、受け入れられなかったんですよ。

ソフィーの18歳としての自然な感情が沸き上がったときです。感動したときとか。ハウルへの愛情を隠せないときとか。

そして最終的にソフィーはハウルや仲間たちへの愛情を力いっぱい表現したい、という気持ちが勝ちました。そのためにはありのままの自分の姿でいることがイチバンだとソフィーは決めたんですね。

最後はもうキス魔になってましたし!

・・・まあというわけでですね、

ハウルの動く城のアニメの中でのソフィーの変化について個人的な考えを書きました。

  • ソフィーは常に自分に魔法をかけて、なりたい姿になっていた
  • ソフィーは老後デビューだから若い頃の姿になりたくなかった
  • ソフィーは髪の色も自分で決めて星の色にした

簡単に言うとまとめるとそんなところですね。

読んでいただいてありがとうございました。

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