(注意:完全にネタバレです)
映画『シン・ゴジラ』の名言&名シーンをまとめてみました。
ただ『シン・ゴジラ』は・・・
最初から最後まですべてが名シーンであり、
全てのセリフが名言になってしまってる、
という前代未聞の映画です。
「シン・ゴジラ」本編は
「東京湾内羽田沖を漂流中のプレジャーボート発見との通報あり」
から
「事態の収束にはまだ、程遠いからな」
までが名シーンです。— カノウ (@KaNou_xxx) August 11, 2016
しかし『シン・ゴジラ』鑑賞者群の「全シーンの名シーン化計画」「全セリフの名セリフ化計画」がすさまじい。
— babby (@cipriani_s) August 12, 2016
また、登場するキャラクターも
全員が強烈な個性を持っていて、
映画を観終わった後はセリフやシーンを
おもわずモノマネで再現したくなるほどです。
職場内でのシン・ゴジラものまね大会、みんながゴジラや矢口、カヨコ、大河内首相の名シーン名台詞で勝負する中、「ラーメンが伸びてしまった里見農林水産大臣」を披露した後輩が全てをかっさらっていったのすごい悔しい。早く2回目を観に行かねば。
— 木星 (@mokusei0621) August 3, 2016
なので、
そんな『シン・ゴジラ』に出てくる、
全部の名言&名シーンをまとめようと思うと
ただの脚本
になってしまうので、
今回は『お笑い編』ということで、
おもわず映画館でププッと吹き出してしまった
名言&名シーンをまとめたいと思います。
日常会話にも使えて、ラインのスタンプにでもなれば
盛り上がりそうなセリフ&シーンを選びました。
- 『しっぽ!しっぽだ!・・・しっぽだな・・・』
- 『え・・・動くの?(甘利大臣似)→そりゃ生き物だからな』
- 『それ、どの役所にいってるんですか?』
- 『原稿と防災服を用意してくれ!(大河内首相)』
- 『どうするんだ、言っちゃったぞ(大河内首相)』
- 『こんなのありかよぉぉぉーーーーっ(安田)』
- 『ごめんなさい(安田)』
- 『やったか!?(甘利大臣似)』
- 『ゴジラより大変だ』
では1つずつ紹介していきます。
名言&名シーン(お笑い編)
1:しっぽ!しっぽだ!・・・しっぽだな・・・
東京湾に現れた巨大生物のしっぽが湾上でブンブン暴れている映像をみて、
けっこうマジでびっくりしているはずのに、棒読みで『しっぽ』を連呼。
テンパってるけど、感情をいっぱいに出し切れないオッサンたちが
なんか微笑ましかったですね。
日常生活では、猫などの動物を鑑賞しているときに使用しましょう。
2:え・・・動くの?(甘利大臣似)→そりゃ生き物だからな
「えっ!?動くの?」
「そりゃ、生き物ですから…」#細かすぎて伝わらないシン・ゴジラの好きなところ選手権— あれっくす (@NStyles) August 6, 2016
これは甘利大臣そっくりの中村育二さんが演じる金井内閣府特命大臣(防災担当)が、
第2形態に進化した巨大生物が、東京湾から多摩川へと移動したという報道を聞いたときのセリフです。
目を丸くしてちょっととぼけた表情が笑えました。即ツッコミいれられてましたし。
これも、日常生活では動物はもちろん、
普段動かない人がめずらしく動いている様子を見たときなどに使用しましょう。
3:それ、どの役所にいってるんですか?
「今のはどの役所に言ったんです?」(うろ覚え)
— ねこがみ (@nekogami_red) August 6, 2016
これはたしか、東京湾の水しぶきの原因が巨大生物だと判明したあとに、長谷川博己さんが演じる矢口蘭堂が、今からやるべきことを説明した時に言われたセリフですね。
日常では、よくわからないことを一方的に頼まれたときなどの返しに使いましょう(その後のことは保障しませんが)。
4:原稿と防災服を用意してくれ!(大河内総理)
これは巨大生物に関する記者会見に向かうときの、大河内総理のセリフですね。
大河内総理は巨大生物の対策は、各大臣たちに全てまかせています。
彼は、官僚たちからの意見を聞くだけで、
『で、どうしよう』『うん、そうだな』『わかった』など、
昭和のお父さん並に口数が少なくて笑えるんですが、
そんな大河内総理がついに立ち上がって職務をまっとうしようとするときに
出てきたセリフがこれでした。
あくまでみんなの意見に従う、そんなプロ根性が素敵で笑えました。
日常では、職場などで誰かに頼みごとをするときに使いましょう。
5:どうするんだ、言っちゃったぞ(大河内総理)
「どうするんだ、言っちゃったぞ?」
「え、ここで決めるのか?!」
「名前は、付いている事が、大事だ」
「許可、しますっ!」シンゴジラは名言が多いね。
— カタマリ (@katamarisoul) August 2, 2016
これは記者会見が終わったあとに大河内総理が言ったセリフですね。
記者会見で、巨大生物の上陸の可能性を完全に否定した直後に、
巨大生物が上陸したとの情報が入ってきました(笑)
(訂正:正確には、『どうするんだ、上陸はしないと言っちゃった後だぞ』でした。)
ちなみにあの記者会見のために用意されていた原稿には、
上陸の可能性を否定するような文言は入っていなかったみたいですね。
大河内総理の独断で、
『国民を安心させるのが我々の仕事だろ!』
ということで記者会見で上陸の可能性を否定しました。
原稿通りに会見をおこなわずに思いっきり墓穴を掘った大河内総理ですが、
憎めないキャラ全開で微笑ましかったですね。
日常では、まちがったことを言ってしまったときに人のせいにする目的で使いましょう。
6:あーーーっあーーーーーっあー!あーーー!こんなのありかよぉぉぉーーーーっ(安田)
これは高橋一生さん演じるオタクの安田が、ゴジラが1回目の上陸で移動したコースを調べて、放射能の分布状況を解析した時に、テンパったときのセリフ(?)ですね。
これはシンゴジラでもテッパンのシーンですし、
日常でもかなり応用がききます。
スポーツ観戦や、財布を落としてしまったときなどでその威力を発揮すると思います。
7:ごめんなさい(安田)
これも高橋一生さん演じるオタクの安田が、本作のヒロインである市川実日子さん演じる尾頭ヒロミに対して、いったセリフです。
これもまた、日常ではいろんなシーンで使えますが、
あのテンションや言い方を再現できないと威力は半減以下になるので、
素人にとってはリスクになるかもしれません。
(この名言に関してはこちらの記事でまとめていますので、よろしければどうぞ→シンゴジラ安田役:高橋一生さんの『ごめんなさい』が名言に?)
8:やったか!?(甘利大臣似)→やってない
シンゴジラで笑ったのはゴジラに対して自衛隊が初めて攻撃して爆風の後にモニターで見てた大臣達が「やったか!?」って言うお手本みたいなフラグのシーン。
— Aずき( ・ ・̥ ) (@azuki0943) August 7, 2016
シンゴジラは「やったか!?」で笑った。狙ってるでしょ
— とりふぁ (@trifa3) August 4, 2016
シン・ゴジラのいいところは、よくある「やったか!?」というやってないフラグを定期的に出してきて笑かしてくれるところ
— じま@KH3 (@jima_euph0) August 3, 2016
これは第4形態に変態したゴジラに対する、
自衛隊による最後の攻撃を行った『多摩川作戦』で、
甘利大臣そっくりの中村育二さんが演じる金井内閣府特命大臣が言ったセリフです。
見事にやったか→やってないフラグを立ててくれたので、フフッときましたね。
これも日常でいくらでも使えますね。
9:ゴジラより大変だ
これは東京都知事のセリフだったと思うんですが、
自衛隊で倒せなかったゴジラを米軍に撃退してもらうことになり、
知事が、米軍の空爆予定範囲を見たときのセリフです。
『こんなに広範囲に?ゴジラより大変だ』
というセリフはすぐに笑いはこないけど、なんか意味深な言葉でした。
日常では、手の付けられない赤ん坊や、わがままな彼女などに遭遇したときに使用しましょう。
まとめ
名言&名シーン(お笑い編)だけでもまだあるので整理がおいつきません。
これからもこの記事に追記するか、別の記事でまとめていきます。
(追記:俳優の松尾諭さんが演じる、泉修一の名シーンをピックアップしました。よかったらこちらもどうぞ→シンゴジラ名シーン:泉修一の、まずは君が落ち着け水でボトルドン)
DVD早く出てほしいですね。
読んでいただいてありがとうございました。
もしご意見ご感想などありましたらコメントお気軽にどうぞ~
名シーンは、東宝ロゴから「終」「©TOHO」までです。
なんたって、國村さんが演じる財前さんの
「礼には及びません。しごとですから。」
じゃないでしょうか。
近年稀に観るお笑い映画でしたね