(注意:完全にネタバレです)
映画『シン・ゴジラ』で凄い演技を見せてくれた俳優さんと言えば、
ネットでは市川実日子さんや高橋一生さんが話題に上がってきますが、
実はもうひとり、『シン・ゴジラ』で名演技を見せてくれて、
しっかりと名言&名シーンを残してくれている俳優さんがいます。
松尾諭さんです。
松尾諭さんは『保守第一党政調副会長』という肩書を持つ、
やり手の政治家である泉修一役を演じてくれました。
泉修一はどんな役?
保守第一政党政調副会長 泉修一氏(シンゴジラにて松尾諭さん演じる)の選挙ポスターを作りましたのでお納め下さい。 #シン・ゴジラ pic.twitter.com/CPX0CKbpAp
— プエルトリコのシアンフロッコ (@cianfrocco) August 12, 2016
松尾諭さんが演じる泉修一は、
野心に満ち溢れた、やり手でクールな政治家、
ですね。
彼のキャラクターをまとめてみました。
人脈が凄い
泉修一はめちゃくちゃ豊富な人脈を持っています。
実は、
矢口蘭堂が考えたゴジラ撃退のための計画や作戦を、
実質的に実現可能なものにした人物が、
松尾諭さんが演じる泉修一なんですね。
そもそも巨災対のメンバーを集めたのは泉修一です。
矢口の『こんなメンバーがほしいんだけど・・・』という要望に
泉修一は淡々と応えて、
彼の人脈の中から見事に
『出世に無縁な霞ヶ関のはぐれ者、一匹狼、変わり者、オタク、
問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児、そういった人間』
を集めました。
この人集めがなければゴジラ撃退なんて不可能でしたね。
尾頭ヒロミ(市川実日子)や安田(高橋一生)に声をかけたのも
泉修一です(グッジョブです)。
なので、彼がいなければヤシオリ作戦も生まれなかったでしょうし、
最後は核が落ちて、終わっていたかもしれません。
また、
ヤシオリ作戦の準備のための時間稼ぎをするために、
泉:『フランスにはパイプがある、任せておけ』(松尾諭)
とサクッと言ってたし、
どんだけ人脈持ってんだよ
とツッコンでしまいました。
野心が凄い
彼はあるシーンで、
泉:『出世は男の本懐だろう』(松尾諭)
と矢口に明言し、
出世をするために手段を選ばない
という考えを肯定しているシーンもありました。
その一方で、
泉:『自国のために他国を犠牲にするのは、覇道です』(松尾諭)
と臨時総理に言い寄るシーンは、
淡々としながらも熱い気持ちや正義感、使命感を感じました。
クールさが凄い
泉修一の一番の魅力はこれですね。
彼は何が起きても眉一つ動かさない。
めちゃくちゃ難しそうなことも、
淡々とサラッとやってのけて、
そして必ず結果を出す・・・
そしてそんなクールさと、
かわいい見た目とのギャップが絶妙でしたね。
演じてくれた松尾諭さんはほんとにいい味を
出してくれてました。
泉修一の名言&名シーンは?
これもまたたくさんあります。
矢口との会話シーンや臨時総理との会話シーンなど、
いくつも挙げられるんですが、
今回は、最近ネットで1番の名シーンだと話題の、
ボトルドン(水ドン)
を紹介したいと思います。
追記:現在ではボトルドンよりも、『水ドン』の方が一般的になりました。9月15日におこなわれた発声可能上映会に登壇された松尾諭さんが、
松尾諭さん:『これなんて呼ばれてるんですか??ボトルドン?』
と観客に質問して、観客から
観客:『水ドン!』
という声がたくさんあがり、その場で水ドンに統一されていました。
ボトルドンされたい
— まりめ (@Herzog_W15) August 14, 2016
ボトルドンされてえ〜〜〜〜
— 白ミル貝の肝の串焼き (@smallsexyfairly) August 14, 2016
私もボトルドンされたい
— 千紘 (@chihiro_yukky) August 14, 2016
ボトルドン(水ドン)までのあらすじ
ゴジラ無双シーンの後のとある昼下がり、
大河内総理をはじめ、各庁のトップたちが行方不明になり、
矢口蘭堂はストレスMaxでした。
ゴジラ無双の後処理や、次の作戦がなかなか決まらずに焦り、
さらに頼れる人があまりにも少なかったからですね。
そんな矢口に秘書官の志村(高良健吾)が仕事上の報告をする中で、
総理もみんないないので・・・
という感じのことを言いました。
その一言で矢口のストレスはメーターを振り切ったようで、
矢口:『いないものをあてにするな!』(長谷川博己)
と怒鳴り散らして、まわりが凍り付きました。
正直映画を観ている方も、
え?そこでキレるの?
と思った人も少なくなかったと思います。
そこで泉修一がすかさず・・・
そんな取り乱した矢口蘭堂に対して、
ペットボトルを胸にドン(ボトルドン→水ドン)
と当てて、
泉:『まずはきみが落ち着け』(松尾諭)
と、矢口をなだめました。
その水を口に含んだ矢口は見事に冷静さを取り戻して、
矢口:『すまない』(長谷川博己)
と言いました。
周りがどんな状況になろうと、
泉修一だけは常にクール。
眉一つ動かしていません。
素敵すぎますね。
ちなみにこの時に使われた水のことを
『まずは君が落ち着け水』といいます。
『まずは君が落ち着け水』とは
東1で「まずは君が落ち着け水」が売店で売ってたw pic.twitter.com/oXWgS1323p
— 高菜弘 (@takanahiroshi) August 13, 2016
この水の効果は、
取り乱している人間の胸にボトルドン(水ドン)して、
水を一口含ませると、
『すまない』
と正気に戻ってくれるというものです。
(注意:効果には個人差があります)
これは日常生活でも使い勝手がいい名言&名シーンですね
「飲みもの取って」と頼まれて渡すときに「まずは君が落ち着け」って言いながら渡しちゃうね
— RennSaito (@xrnnstx) August 14, 2016
https://twitter.com/kisaipipipi/status/764669049779265536
「(・・・怒りを抑えつつ、ぐぬぬとなりながら心落ち着かせ)済まない」って言った方いいですか!?
— FPV (@FPV30) August 13, 2016
まとめ
今回は、市川実日子さん、高橋一生さんに続き、
凄い演技を見せてくれた俳優さんとして、
泉修一を演じる松尾諭さんにスポットを当ててみました。
(追記:松尾諭さんについての詳細をまとめています。よかったらコチラもどうぞ→シンゴジラ泉役:松尾諭さんは演技がうまい!今後の出演作は?)
泉修一の名言&名シーンもたくさんあるので、また別の機会で
ピックアップしたいと思います。
(シンゴジラの名言&名シーンを見たい人はコチラの記事もよかったらどうぞ→シンゴジラ名言&名シーンまとめ(お笑い編)スタンプ化希望!)
読んでいただいてありがとうございました。
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