『シンゴジラの発声可能上映会を全力で楽しむ作戦』がいよいよ9月15日に全国の各拠点で開始される。
ではこれより作戦会議をはじめる。教官はわたしトピステ管理人が務める。
作戦会議名は、
「シンゴジラの発声可能上映会に初めて行くけど会場のノリについていけるか心配な人が、『発声可能上映会を全力で楽しむ作戦』を完遂するために事前に抑えておくべきセリフ&コールを考える会議」
だ。
長いな。役所が考えたのか?
「セリフ&コールを考える会議」
でいいだろう。
まずはこちらの動画を観てもらう。
教官であるトピステ管理人はこの動画を分析し、さらに独自に集めた情報から推測するなどして、より具体的な作戦内容を提示することを可能にした。
9月15日の本番までにしっかりと落とし込んでもらいたい。
セリフ&コールを考える会議
まずはコールのパターンを整理する。
映画に出てくるセリフに対するコールには大きく分けると5のパターンが存在する。
- 応援系コール(例:ガンバレー!、カワイイ!、イッキコール)
- 感動系コール(例:感動した~、ありがとうございますぅぅ)
- ツッコミ系コール(例:やったか?→やってねー!!、えっ動くの?→動くわ!!)
- 復唱系コール(例:好きなセリフをハモる、シャドる)
- 独立系コール(例:イッキ!イッキ!、次は~終点ゴジラ、尾頭ヒロミ結婚してくれーっ!→ちょっと待ったーーーっ!、英会話~のイオーン、総理ーーーーっ・・・・うううう・・・総理が・・・、落ち着けー今は君が落ち着けゴジラー!など)
以上の5パターンだ。
なお、1から5にかけて難度が上がっていく。つまり独立系コールは難度が最も高い。それはコールというよりも会場にひと笑いを起こさせるための個人技(ワンコール)と言った方がいい。当たれば英雄になれるが、スベれば『そんなことで歴史に名を残すこと』になる。
気を付けられよ。
ではそれぞれ例を挙げて説明する。
1.応援系コール(例:ガンバレー!、カワイイ!、逃げてー、)
これはもっとも難度が低い。作品を観ていて直観的に出てくる言葉をデカい声で発するだけだ。
自衛隊が活躍するシーンや一般市民が避難するシーン、尾頭ヒロミが登場するシーンや蒲田君が暴れまくっているシーンを観て
- 隊員(ファン):『尾頭さ~ん!かわいい~』
- 隊員(ファン):『蒲田君こっちみて~』
- 隊員(ファン):『総理がんばって~』
- 隊員(ファン):『総理どんま~い』
- 隊員(ファン):『総理大丈夫~?』
- 隊員(ファン):『自衛隊かっけ~っ!』
- 隊員(ファン):『ヘルファイヤー、ナイッショッ!』
などと直観的に出てくる言葉をデカい声で発するだけだ。
これだけでも当日は十分に楽しめる。
2.感動系コール(例:感動した~、ありがとうございますぅぅ)
これは心が震えるほどに感動するセリフが来たあとにする、コールというよりもリアクションだ。
- 『礼には及びません、仕事ですから』(財前統合幕僚長)
- 『日本の未来を・・・あなたたちに託します!』(矢口蘭堂)
- 『%#&$&&$&&%~(ゴジラ無双シーン)』(ゴジラ)
など、コールをすることを忘れてしまうくらい感動するシーンもシンゴジラには存在する。
そんなときは無理にコールしようとしなくてもいい。
隊員(ファン)全員でしんみりと名セリフを味わうのも立派なコールになるのだ。
それでもあえて何かコールするなら、
- 隊員(ファン):『最高だ~あんた最高だ~』
- 隊員(ファン):『ありがとうございますぅぅ』
- 隊員(ファン):『あ~ゴジラやべ~強すぎ』
くらいでもいいだろう。
3.ツッコミ系コール(例:やったか?→やってねー!!、えっ動くの?→動くわ!)
これは直観的に湧いてくる感情のままに、どんどんツッコミを入れていく手法だ。
ただし、ボケの部分も隊員全員で各自やることをオススメする。
では例を挙げよう。
例1)
『やったか!?』(甘利大臣似)
- 隊員(ファン)A:『やったか?』
- 隊員(ファン)B:『ん?やったか?』
- 隊員(ファン)C:『やったのか?』
- 隊員(ファン)全員:『やってな~い!』
例2)
- 隊員(ファン)A:『ラーメン大丈夫?』
- 隊員(ファン)B:『ラーメンやばいんじゃない?』
- 隊員(ファン)C:『これラーメンもうアウトでしょ?』
『あ~あ、(ラーメン)のびちゃったよ』(里見臨時総理代理)
- 隊員(ファン)全員:『のびちゃったよ~』
例3)
- 隊員(ファン)A:『ゴジラ?』
- 隊員(ファン)B:『なにそれ?』
- 隊員(ファン)C:『知らんからググってみるか』
『1件ヒットしました』(志村)
- 隊員(ファン)全員:『はやっ!』『志村はやっ!』『志村仕事でき過ぎ!』
などだ。
4.復唱系コール(例:好きなセリフをハモる、シャドる)
このコールは作品の中での自分が好きなセリフを、タイミングに合わせて大声で発するのがハモる系。タイミングを直後にずらして大声で発するのがシャドる系(シャドーイング)だ。
コールとしては後者の『シャドる系』が一般的だ。
役者のセリフが終わった直後に、そのセリフを復唱するのだ。
ここでは人気のセリフのほんの一部を挙げるだけにしておく。
- 礼には及びません、仕事ですから(財前統合幕僚長)
- 総理の仕事って、大変だなぁ~(里見臨時総理)
- Rando Yaguchiがbetterな選択(カヨコ)
- personal service!(カヨコ)
- この機を逃すな!無人在来線爆弾!全車投入!
- うあ゛ぁっ!!総理!残念ですがここまでです!(花森防衛大臣)
- おう、幹事長ならまかせとけ!(泉修一)
- まずは君が落ち着け(泉修一)
- テレビ!テレビつけて!
- こんなのありかよぉーーーー!!(安田)
- ごめんなさい(安田)
- しっぽ!しっぽ?しっぽだな!(オッサン達)
- 目標が報告と違う(隊員)
- 攻撃の可否を問う!(隊員)
- 可能性は否定できません(尾頭ヒロミ)
- いえ、通常ローテでいきます(隊員)
別冊の資料として参照できる具体例を用意しているのでそちらを参照されたい。
かならず目を通しておくように。
では最後に、最高難度のコールの説明をする。
5.独立系コール
これはかなりの難度を誇るコールだ。
このコールに最も必要なもの?
それはシンゴジラに関する知識や経験などではない。
勇気だ。
勇気ある隊員(ファン):『自分は大好きなあのシーンでこう叫びたいと思います!スベッても気にしません!』
そんな盤石な勇気をもつ隊員(ファン)だけが実行できるコール(ワンコール)だ。
中途半端な覚悟でこれを行うと危険だぞ。
思いっきりスベると、『そんなことで歴史に名を残す』ことになるからな。
トラウマ間違いなし、だ。
では例を挙げよう。
- ゴジラの口から血液凝固剤を注入するシーン→『イッキ!イッキ!』(前回で既出)
- 無人在来線爆弾!全車投入→『え~次は~終点、ゴジラ~(中川礼二風)』
- 尾頭ヒロミ登場シーン→隊員(ファン)A:『尾頭結婚してくれーーーっ』→隊員(ファン)B:『ちょっと待ったーーーっ!』
- カヨコの英語セリフ炸裂→『英会話~のイオーン』
- 内閣総辞職ビーム→『総理ーーーーーーッ・・・ううう総理・・・なんでこんな・・・』
- ゴジラ無双シーン→『落ち着けーっ!今はおまえが落ち着けゴジラーーーー!!(水ドン)』
会議終了(コスプレも忘れるな)
『セリフ&コールを考える会議』は以上だ。
いくつかのパターンと具体例を出したが、これはあくまでもほんの一部にすぎない。
そしてそれらには正解という概念はない。
『シンゴジラの発声可能上映会を全力で楽しむ作戦』を成功させるために実行するべきことで、唯一の正解があるとしたらそれは、
それぞれが自由にシンゴジラの発声可能上映会を楽しむ
それだけだ。
牧元教授は好きにした。
我々はシンゴジラ発声可能上映会を好きにするのだ。
今回の作戦会議は少々堅苦しくてとっつきにくい印象もあったかもしれないが、今回の作戦である、『シンゴジラの発声可能上映会を全力で楽しむ作戦』はとても重要な作戦ので、規律正しくおこなった次第だ。
了承してほしい。
言い忘れていたが、当日はコスプレにも挑戦してもらいたい。
別冊資料に、誰でもできる簡単なコスプレを載せてある(→シンゴジラ:身近なものを使ってできる簡単&お手軽コスプレ)。
最後までよく頑張ったな。
質問はコメント欄で受け付ける。
解散!
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