ニコルソン四軍調整官は記者会見で謝罪発言をした?怒ってた?

2016年12月13日午後9時半ごろ、沖縄県名護市東海岸から約1キロの沖合でオスプレイが・・・落ちてぶっ壊れました。

ここで今、落ちてぶっ壊れた、と表現したのは・・・

世間ではオスプレイは不時着水したのか、墜落したのか、で意見が分かれてちょっと炎上気味だからです。(詳細はこちらでまとめています⇒オスプレイはクラッシャブル構造だから墜落じゃなくて不時着水?

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まあそれはともかく、その出来事を受けていろいろと話題になっているのが、在沖のアメリカ海兵隊トップのローレン・ニコルソン四軍調整官です。

彼の発言や物腰がとっても横暴だ、というような報道がメディアによってされていました。

オスプレイが落ちたことに関して、

  • 謝罪を一切しなかったとか、
  • 事故を政治利用するな、と怒ってたとか、

某メディアが報道してましたが、実際にはどうなんでしょうか?

公式な記録が残っていたらその根拠になるんですが、残念ながら情報源は見つからず、ただの印象(操作?)で報道しているような印象を受けました。

そんななかで、ニコルソン四軍調整官による、公式におこなわれた記者会見の映像と質疑がYouTubeにアップされています。

これを確認すれば本当のことがわかると思います。

もちろん、英語なんですよね(笑)

ニコルソン四軍調整官の謝罪に関して、流れをカンタン説明すると、

記者会見の序盤で、とある記者に、『調整官の方から謝罪の言葉はないんですか』と聞かれて、

ニコルソン四軍調整官は、オスプレイの事故について、『regret』(遺憾だ)という言葉を強調しました。

そこでさらに、『謝罪の言葉はないと・・・?』

と聞かれて、

ニコルソン四軍調整官は

『regret(遺憾)という言葉の意味は謝罪という意味(も含まれている)だ』

『regret(遺憾)はapology(謝罪)なのです。』

と答えていました。

これってちょっと・・・ボヤかしてる・・・?

ともとれたんですが、

実はこの動画の38:40あたりから、ニコルソン四軍調整官は沖縄県民に対して、ハッキリと謝罪の言葉を口にしています。

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I apologize to the Okinawan people, who, perhaps will lose faith and confidence in the Osprey based on this accident. And I hope that they will not. Because I hope after we have explained why we believe the Osprey went down–after striking the fuel line–that they will understand that this is not a mechanical issue with the Osprey.

(訳:この事件によってオスプレイに対する信用や信頼を失ってしまうかもしれない沖縄の人々に謝罪します。そして、そうならないことを願います。オスプレイが墜落した(”went down”)のが、機体システム上の不具合ではなく、給油ホースの直撃を受けてのものだという説明で理解いただけることを願います。)

実際に確認してみてください。ハッキリと言ってますね。

でもその後すぐに、私が謝らないのは・・・と続けています。

I don’t apologize for the hard work we’re doing every night offshore in training.

訳:われわれが沖合で毎夜訓練を行っていることについては、謝罪はしません。

I don’t apologize,okay,  for the many hours that our marine sailors, soldiers, and airmen are working in defense of this alliance.

訳:わが海兵隊員たち、水兵たち、陸兵たち、航空兵たちが、この同盟を衛るために何時間もの時間を費やしていることについては、謝罪はしません。

I don’t apologize for the time away from home and deployments that our marine sailors, soldiers, and airmen have in the defense of Japan.

訳:わが海兵隊員たち、水兵たち、陸兵たち、航空兵たちが、日本を衛るために、家を離れて時間を過ごし、〔日本に〕配備されていることについては、謝罪はしません。

We work hard together with the Government of Japan. And I… I have no apologies for that. That work we do is important.

訳:われわれは日本政府とともに汗水を流しながら(国防に)取り組んでいます。そのことについて謝罪することはありません。その取組みは重要だからです。

So we don’t apologize for our training, and we don’t apologize for being ready.

訳:ですから、訓練については謝罪はしません。また常に即応体制を整えていることについても、謝罪はしません。

以上のように、ニコルソン四軍調整官は沖縄で暮らす地元の人たちには謝罪の言葉をハッキリと口にしているんですよね。

そのあとは、自分の部下たちの判断に対する誇りや、日々の訓練に対する気持ちや想いを言葉にして話してました。

なんか新聞やテレビの報道とは明らかに印象が違いますね。

もちろん、公式の記者会見動画の方が真実です。

メディアではニコルソン四軍調整官は横暴だ、という方向性で報道していますが、ニコルソン四軍調整官は今まで何度か、部下の不祥事に対して、深々と頭を下げて公式に謝罪したこともあります。

その様子を見たとき、日本の文化を尊重している人だな、という印象を受けました。

もちろん、今回のオスプレイの事故も、部下の不祥事にあたる出来事ですし、あってはならないことですが、

オスプレイの事故を受けて、乗組員のケガの心配をする前に、問答無用に一方的に謝罪を求めて、さらにオスプレイの配備をやめさせるように抗議文を渡すとか・・・

誰でもあまりいい気分にはならない気がしますね。

別に事故を起こした方の肩を持つわけではありませんが、日本人としての対応がちょっとまずいんじゃないかと思っている今日この頃です。

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