セルフネグレクトの原因は母親や子供?若者の場合の家族の対処法は

以前から現代社会において問題になっている、「セルフネグレクト」が改めて話題になってますね。

そのきっかけとなったのは

2016年の5月に、千葉県北西部のとある一軒家の部屋から、両足が壊死した状態で高齢女性が救出されていた、

という今日(2017年の2月17日)のニュースでした。

スポンサーリンク

その女性は自ら望んでその状態になった可能性がある、ということで、これはセルフネグレクト(自己放任)の結果ではないか、ということでした。

その部屋は大量のごみ(おもに食料品関連)で埋め尽くされていて、女性の体はそのゴミに埋もれて、顔だけを仰向けで出していたそうです。

いったいこのセルフネグレクトってなんなんでしょうか?ニュアンス的にだいたいの意味は想像できるんですが、

それにしてもここまでの結果になるとは思っていなかった人も多いと思います。

でも、このセルフネグレクトという状態は、現代人なら誰でもなる可能性があるそうなので、決して他人事ではないんですよね。

ですので今回はセルフネグレクトについてまとめました。

セルフネグレクトってなに?

まずはセルフネグレクトという言葉なんですが、

  • セルフ=自分、自身、自我
  • ネグレクト=無視すること、怠ること、放棄すること

ということを考えると、自分がどうなってもいい、とか全てがどうでもいい、などの状態を指すってことは想像できますね。

でもそれって、普段の生活の中で、だれにでもあることですよね。

例えば・・・

  • 部屋の掃除するのがめんどくさい(部屋とかどうでもいい)
  • 風呂に入るのもめんどくさい(体の清潔感とかどうでもいい)
  • 洗い物がめんどくさい(シンクの中どうでもいい)
  • ゴミ捨てめんどくさい(ゴミ溜まってもいい)

・・・など、

日常生活(学校、仕事、家庭)の中で、自分の感情が大きく揺さぶられるような嫌なことが起きたときとかに、喪失感が生まれて、こんな状態になることなんで誰にでもあります。

でも、

たいていの場合は、一度寝たら気持ちが回復していたり、自分なりのストレス解消(趣味とか)をおこなって、なんとか元の精神状態に戻ろうとします。

ましてやそんな状態を、自分の両足が壊死したり、自分の命に危険が迫る状態になるまで放置することはないです。

普通はありえません。

こういった普通じゃないところまで行きつくような精神状態のことを、セルフネグレクト、と言ってもいいと思います。

そしてセルフネグレクトについて調べていくと、

誰にでもなる可能性がある、ということに気づきます。

セルフネグレクトの原因は?

最近は高齢者だけでなく、若者にも起こりうるといわれている、セルフネグレクトですが、そのの原因にはいろんなものがあります。

でもそれらに共通しているものは、

孤独感

といわれています。

これは人間であれば誰でも経験があるはずですが、いったい人間はどんな時に孤独感を感じるんでしょうか。

自分と、自分以外の人たちは全然違う

と感じるときですね。

例えば・・・

学校の人間関係になかなか溶け込めなくて、けっきょくあきらめて一人ぼっちになったり、

職場で仕事がうまくいかなくて、人と比べて落ち込んだり、自分だけが嫌われている、という錯覚に陥ったり、

家族とのコミュニケーションがうまくいかなくて、自分だけが仲間はずれ、という認識になったり、

またはそれらが原因で、うつ状態になったり、アルコール依存症を引き起こしてセルフネグレクト状態に拍車をかけることもあるようです。

体系的にまとめるとこんな感じになるようです。

1 )孤独さによる意欲の低下
友人関係・家族関係・地域等からの孤立、家族との離別・死別等を原因とした孤独な状況によって幸福感を得られず、生命維持への意欲を低下させます。
2 )経済的問題
勤労意欲の低下当から離職・失職をして収入を失うなど、収入面での著しい不安が自らの管理放棄に繋がることもあります。
3 )自尊心からの相談・支援拒否
「こんな自分はみっともない」等、他者に対して現状を開示して相談することを拒否し、問題を深刻化させます。
4 )うつ病・ストレスによる抑うつ状態
肉体的疲労や精神的ストレス、喪失感等が原因となることもあります。自己管理放棄とは「消極的な自傷/自殺」とも言えるものです。
5 )認知症やアルコール依存症
判断力の低下によって自己管理ができなくなるケースです。主に独居老人等に見られますが、アルコール依存症等については家族と同居している人や若者にも起こります。

引用:コトリー

たしかにこれらは現代社会に生きる人なら誰にでも起こりうることでね。

家族関係がセルフネグレクトを引き起こす可能性もあるので、

本来ならセルフネグレクトにならないような助けを差しのべるべき母や子供が、セルフネグレクトの原因そのものになることもあるんですね。

スポンサーリンク

セルフネグレクトの対処法は?

そんな誰にでも起こりうるセルフネグレクトの対処法なんですが、

よく言われるのが、

  • 自覚すること(自分で気づく)
  • 周りの人(友人や家族など)に相談する
  • 医者(精神科・心療内科)に診てもらう

というものです。

まずは自分自身で、

  • 「自分で自分の世話ができていないな」
  • 「ヤバいな」

と気づいたうえで、周りの人に相談したり、医者に診てもらう、ということなんですけど・・・

・・・・

・・・・

・・・・そもそも、それができない人がセルフネグレクトになるんじゃないの?

、と思ってしまうところですが、普段から意識する、という点では有効な対処法かもしれません。

ただやっぱり、セルフネグレクトは一人で予防することは難しいと思います。

両足の壊死や、孤独死につながるほどのセルフネグレクトならなおさらです。

結局のところ、セルフネグレクトの対策法としては、

周りの人からの頻繁なコミュニケーション

これしかないと思います。

  • 若者の場合も
  • 高齢者の場合も、

友人や家族などの周りの人が気づいていくしかないんと思うんですよね?

んなことわかってるわ!!

と言いたくなると思いますが、たしかにそれがなかなかできないのが現代社会の現状なんですよね。

現代社会は、自分以外の人のことを気にしている余裕がない、という人がほとんどです。

仕事をしている人なら、

朝から晩まで仕事して、サービス残業してストレスを抱えて、家に帰って寝て、朝になっても疲れが取れなくてまた仕事が始まって、

頑張っても頑張っても仕事の成果がなかなか出ないし、生活も一向に良くならない。

プライベート(家庭とか)でもお金の問題や悩みばかりだけど、これ以上給料はあがらない。

休日でストレス解消したいところだけどお金の余裕もないし、疲れて寝てるだけ。

この歳で愚痴を言うなんてみっともないし言う相手もいない。だいいちあれだ、カッコ悪い。

失業して仕事をしていない人なら、

そもそも求人が少ないしあってもブラックっぽいところばかり。

年齢的にも転職がキツイ。でも相談相手もいない。同級生はけっこういい感じの職場で働いているのに自分は何をしてるんだ・・・

これらはあくまで一例ですが、

現代社会に生きている人は、自分の問題で一杯いっぱいの人がほとんどだ、ということです。

余裕がないから人のことに興味が持てない・・・だから普段からコミュニケーションが希薄になり、孤独感に襲われるんだと思います。

セルフネグレクトはそんな社会が生んだ文明病みたいなものなんですよね。

でも、対処法としては、

周りの人からの頻繁なコミュニケーション

しかないと思うので、

なんとか人生をあがきながら、社会が少しでも良くなるように願うしかないんでしょうか。

難しい問題ですね。

まとめ

今回は2016年の5月に、千葉県北西部のとある一軒家の部屋から、両足が壊死した状態で高齢女性が救出されていた、というニュースを見て衝撃を受けたので、

その原因となった可能性のあるセルフネグレクトについて調べたことと、自分の思うことをまとめてみました。

セルフネグレクトは医学的にはまだ病気とみなされてないようですし、これといった対処法はないんですが、

とにかく周りの人が気づいて、コミュニケーションをとること、

それくらいしか対処法がないような気がします。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする